肩が上がらないとは
肩があがらない状態とは、腕を上げようとした際に動かしにくさや痛みを感じ、思うように肩が動かせない症状です。
洗濯物を干す、髪を整える、棚の上の物を取るなど、日常動作で不便を感じることがあります。
一時的な違和感として現れる場合もあれば、徐々に動かしにくさが強くなる場合もあり、原因はさまざまです。

肩があがらない主な原因
肩の動きが制限される背景には、肩関節や周囲の筋肉、腱の影響が関係していることがあります。
加齢や使い過ぎによる影響
年齢とともに肩関節周囲の柔軟性が低下したり、長年の使用によって負担が蓄積したりすることで、動かしにくさが生じることがあります。
姿勢や生活習慣の影響
猫背や前かがみの姿勢が続くと、肩や首まわりの筋肉に負担がかかり、肩の動きに影響する場合があります。
デスクワークやスマートフォンの使用も一因となることがあります。
外傷や炎症によるもの
転倒や打撲などをきっかけに、肩関節周囲に炎症が起こることがあります。
明らかなけががなくても、日常の動作が影響する場合があります。
肩が上がらない時の症状
症状の出方には個人差があり、段階によって感じ方が異なります。
初期にみられる症状
腕を上げる動作で、肩に違和感や軽い痛みを感じることがあります。
動かす角度によって症状が出やすい場合もあります。
症状が進んだ場合
腕を肩より上に上げにくくなり、痛みを伴うことがあります。
夜間や寝返りの際に肩が気になることもあります。
日常生活に影響が出る場合
着替えや洗髪などの動作がつらく感じることがあります。
肩をかばうことで、首や背中に負担がかかる場合もあります。
肩が上がらない時に考えられる主な疾患
肩があがらない症状の背景には、以下のような疾患が関係していることがあります。
- 五十肩(肩関節周囲炎)
- 腱板損傷
- 石灰沈着性腱板炎
- 肩関節の炎症や変性
症状や経過によって、関与する要因は異なります。
肩が上がらない症状の治療法
治療は、症状の程度や原因に応じて行います。
保存療法
痛みや炎症をやわらげる目的で、内服薬や湿布を使用することがあります。
安静を保ちつつ、肩への負担を減らすことも大切です。
リハビリテーション・運動療法
肩関節の動きを保つために、可動域訓練や筋力訓練を行います。
無理のない範囲で続けることが重要です。
注射療法
症状に応じて、炎症を抑える目的で注射を行う場合もあります。
手術療法
保存的な治療で十分な改善がみられない場合には、手術を検討することもあります。
治療方針は症状や検査結果を踏まえて判断されます。
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